まず最初に知っていただきたいことは、すす取り装置は発火装置ではないため、自動消火装置や緊急停止装置といった機能は備わっておりません。
煙の排出は排気ファンでおこなっているため、停電になれば送風機は停止しますし、停電はしていなくても、熱や衝撃などにより送風機が停止してしまう可能性が考えられます。
送風機が停止すると当然窯の煙は排出されませんので、以下の方法で煙の遮断をおこなってください。

1)窯の開口部(空気の入る箇所)をフタでふさぎます。
※営業終了時に行っている方法と同じです

2)煙が排出されていないことを確認します。
窯の開口部に蓋をすることにより店内に煙が入り込むのをふせぎます。また酸素が遮断されることで窯の中で燃焼していた薪の火が消えます。


地震や災害が起こった場合は、慌てずに営業終了時に普段行っているように窯の開口部をふさぎ、火が消えたことを確認する手順を確実に行って下さい。


送風機を予備しておいていただけましたら、ご自分で簡単に交換できます。故障・異常が起きてからのご注文では届くまでに1週間~10日程かかる場合がございます。予めご用意して頂くことをお勧めしております。

参考:ブログ 停電等で送風機が停止したら・・・【ススとり君、強制排気筒 他】