強制排気筒DRACO(ドラコ)は薪ストーブ使用中に稼働させるファンの電気代、稼働後に行う洗浄のための水道代の経費は気になるところ。強制排気筒は小さいパワー、効率的な排気構造のため、月々かかるランニングコストも軽減でき、煙突掃除を外注すること無く自分で行うことができます。

1.電気料金(東京電力試算)

  • 1日10時間 30日 6か月稼働とする
  • 1kW当たりの単価:その他季15円/kWh(東京電力試算)
  • ファン使用時の電力:65W
  • 1か月の使用時間:10h×30日=300h
  • 1か月の消費電力:65W×300h=20kWh
  1か月の
消費電力
1kW当たり
の単価
月数 稼働期間
6か月の金額
電気料 20kWh 15円 6 1,800円

2.上下水道料金(東京都試算)

  • 約2L/min 1回3分 4回/月 6か月稼働とする
  • 2L/min×3min=6L (1回の使用量 0.006m2
  1か月の使用量 1か月の料金 金額
水道料 0.024m3 5m3までの使用量は0円
(呼び径20mm/基本料金は除く)
0円
下水道料 0.024m3 8m3までの使用量は560円
(基本料金は除く)
使用量が少ないので、
他下水道量と合算し、相殺とします。
合計 0円

3.ランニングコスト比較

「自然排気の煙突」の煙突掃除を外注に出した場合の試算を4万円/年1回(交通費別)とした場合、「強制排気筒DRACO(ドラコ)」とどのくらいランニングコストに差が出るのか比較してみます。

  ランニングコスト/年
DRACO(ドラコ) 電気料金:1,800円 1,800円
水道料金:0円
自然排気の煙突 煙突掃除料金 40,000円
差額 38,200円

※共通の薪代等や初期経費は、この金額に含まれていません。
※「強制排気筒DRACO(ドラコ)」は、4回/月、洗浄機能を使って煙突掃除を行うものとします(「2.上下水道料金」参照)。

メンテナンスに関して

※ファンは電気制御部品ですので故障することがあります。故障しますと、排煙できなくなり部屋中に煙が充満します。初期購入時に交換用として購入しておくことをお勧めします。

※強制排気筒DRACO(ドラコ)には洗浄機能がありますので自然排気の煙突に比べ掃除の手間はかかりませんが、煙突内には煤やタールは必ず溜まります。放っておくと煙道火災につながりますので、年1回必ず煙突内をブラシ等を使っての掃除をお願いします。