排気が行われれば、通気が必要になります。給排気によって、部屋の空気が大量に入れ替われば、当然冷暖房費が高くなります。 汚れた空気を少ない排気量で処理することによって、厨房内を快適に保つと共に、冷暖房費の削減につながります。
一般的なレンジフードとKCの排気量比較
![](https://www.c-clie.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/3b20c2781f70a3da544423c772805ef1.png)
単位 | グリル | ガスコンロ | 茹麺機 | フライヤー | |
---|---|---|---|---|---|
発熱量 | Kcal/h | 15,300 | 60,500 | 10,000 | 19,000 |
KW/h | 17.79 | 70.35 | 11.63 | 22.09 | |
ガス消費量 | Kg/h | 1.28 | 5.04 | 0.83 | 1.58 |
ガス消費量合計 | Kg/h | 8.73 | |||
理論ガス排ガス量 | m3/h | 12.9× 8.73 = 112.6 | |||
火気換気必要量V=40KQ | m3/h | 112.6×40 = 4,504 |
一般的なレンジフードの排気量
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フード開口面積=4.95×0.85=4.2m3
※通常通気量が多くなり過ぎるので、面風速は0.4m/sが一般的です
※KCの規定風量はフード面風速が0.8m/sと同等の捕捉率です
KCの排気量
![](https://www.c-clie.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/314865a655d4552a2ba7f0d514d9c31c.png)
一般的なレンジフードの排気量
4.2×0.8×3,600=12,100m3/h
KCの排気量
1,200×4台=4,800m3/h
必要な換気を行う為の換気口台数:当社製品の換気口T-56にて換算した場合
理想捕捉率の場合
一般的なレンジフードの排気量
12,100÷700=17台
KCの場合
4,800÷700=7台
給排気による熱負荷Q(kcal/h)=給排気風量(m3/h)×温度差(deg)×0.28
※温度差が15degの場合
一般的なレンジフードの排気量
12,100×15×0.28=50,820
KCの場合
4,800×15×0.28=20,160
![約60%の省エネ! 1時間あたり約3万キロカロリーの熱量が節約できます。](https://www.c-clie.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/5bb0f5e97896a32dccbac78a9932ebcd.png)
約30,000Kcal/hの熱量が節約できるということは…
![1時間あたり3万キロカロリーのエアコンが不要になります。つまり1時間あたり42000キロカロリーのエアコン(器具定価で約400万円)の節約になります。](https://www.c-clie.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/963ba7d61c056126e1bc8849a9e2d5b1.png)
![光熱費がとてもお得になります。月61100円の電気料金が節約になります。](https://www.c-clie.co.jp/wp-content/uploads/2019/10/2e8087cd833aabcccdfcfa4067e160e2.png)
中部電力の場合
・30,000÷860=34.9Kw/h
・ 34.9×7×12(円/kwh)=2,932円/日
・ 1ヶ月25日営業とすると2,443円×25=61,100円/月
・ 基本料金(1月1kWにつき1,092円)=34.9×1092円=38110円
・ 電気料金/月=61,100+38110円=99210円