煤取装置をご購入いただく際に、交換用としてファン(送風機)をご購入いただいております。なぜかと申しますと、国内大手電機メーカー製を使用しておりますが、電気制御部品はどうしても故障がつきものであるからです。
故障してファン(送風機)の手配から到着、交換までとなりますと数日かかってしまい、その間、窯に火を入れられず、営業停止せざるを得なくなります。そこで、素早い復旧で営業停止という事態を免れるためにピッツエリアのオーナー様ご自身で交換していただくことをオススメしています。

電気部品の交換となりますと、尻込みされる方もいらっしゃるのではないかと思います。そこで、「できる!シリーズ」編として動画にしてみました。意外と簡単にできますので、是非、参考にしてみてください。
こちらからご覧ください。↓

ファン(送風機)を交換します

 2 交換の前にあらかじめ、油性ペンとドライバー、交換用ファン(送風機)をご用意ください。

電動ドライバーの使用は、ビス山を潰すおそれがありますので避けて下さい。

 3  ファン(送風機)は煤取装置の上部についています。

ファンカバーがついている場合は、4か所のローレットビス(固定ネジ)を外して、ファンカバーを取り外しておきます。

 5  給水制御ボックスの中のコンセントからファン(送風機)に接続したプラグを抜きます。
 8 交換用ファン(送風機)の噴出口側に油性ペンで印がつけてあります。
すでに設置してあるファン(送風機)の同じ位置にも印をつけて、交換する時に位置がわかるようにしておきます。
 DSCN0871_1 ファン(送風機)を取り外します。

ファン(送風機)の固定ネジを手動ドライバーではずし、取り出します。
交換用のファン(送風機)も同様に行ってください。

 DSCN0877_1 交換の新しいファン(送風機)を取り付けます。

交換用のファン(送風機)をマーカーの印に合わせて差し込み、ネジで固定します。
ビス山を潰さないよう軽く締めるだけで大丈夫です。

17 ファンカバーがある場合は、外したローレットビス(固定ネジ)で取付けて下さい。

ファン(送風機)に接続したプラグを給水制御ボックスの中のコンセントに差し込みます。

以上で終了です。すす取装置を動かして動作確認を行ってください。不具合が生じている場合は、再度確認の上ご連絡ください。

ファン(送風機)の音や振動が大きくなっていませんか?

ファン(送風機)から振動や音が明らかに大きく感じられる場合は、ファン(送風機)のバランスが悪かったり汚れがひどくなっていると考えられます。交換の時期が近づいています。早めに交換しておきましょう。