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■目次■

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◆1) 納入実績ご紹介 赤坂プリンス クラシックハウス様

◆2) 溶岩焼グリルのデモ機について

◆3) 編集後記

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◆1) 納入実績ご紹介 赤坂プリンス クラシックハウス様

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赤坂プリンスホテルと言えば、バブル期を象徴する建物の1つと

も言われ、2012年の年末から13年にかけて、その解体方法が

話題となりました。

まだ皆様の記憶に新しいのではないでしょうか。

その後、東京ガーデンテラス(グランドプリンスホテル赤坂跡地

開発計画)として再開発されて、超高層ビル2棟の新築工事を進めて

きました。

東京ガーデンテラス紀尾井町 ホームページはこちらです。

その敷地には旧グランドプリンスホテル赤坂 旧館 として

親しまれた「旧李王家東京邸」があります。

こちらは文化財の保護と利活用を目指し、まるごと保管すること

になりました。

しかし、その「旧李王家邸」の地下も同時に再開発対象となり、

取った方法は、「曳き家工事」。1秒間に約1mmずつ南東方向に

44m移動し、仮置きして、まずは地下の開発を行いました。

旧館があった場所の地下にはオフィス・ホテル棟の駐車場やバス

乗り場、タクシー乗り場などを作りました。

2014年8月には曳き家工事の戻り方向を実施し、元の位置まで戻し

ました。

この「旧李王家邸」は、1928年(昭和3年)に竣工され、ゴシック・

チューダー様式を基にしているシックな佇まいです。

李氏朝鮮王朝の最後の皇太子李垠(い・うん)殿下が日本の皇族・

梨本宮方子様と政略結婚されられ、ともに暮らしたお屋敷です。

場所的には江戸時代に3つの大名屋敷があったところでもあり、

徳川御三家の一つの紀伊和歌山藩上屋敷と尾張名古屋藩中屋敷

そして近江彦根藩井伊家中屋敷が置かれていました。

地名である「紀尾井町」は紀伊徳川家・尾張徳川家・井伊家の頭文字

を合わせて名付けられたものと言われております。

88年の時が流れ、これまでも様々な活用がされてきましたが、

さらにこの度、建設当時の詳細な資料などを元に照明器具や外壁

などの主要部分を当時の状態に復元し、名称を「赤坂プリンス

クラシックハウス」と命名しました。

他では味わえない空間を生かしたレストラン、バー、カフェを設置し

またウェディングや会食、パーティーなどに対応するバンケットも

増設されました。

新しく生まれ変わった赤坂プリスン クラシックハウスの厨房設備に

当社製品を納入させて頂きました。

納入機種は

バブルクリーンフードKC3(室内循環型)×5台 です。

今回の設置にあたり、有形文化財に穴を開けたり、ネジ止めしたり

することなく設置するための「据置型」を考案致しました。

フードの下に設置される調理機は全てIHタイプですので、おのずと

全てのフードが室内循環型でOKとなります。

ということは、排気ダクトを通す為の穴は最初から無用ということです。

設置工事を行う側としても、とても設置しやすい物件となったことは

間違いありません。

また、設置する側としてのメリットを挙げるならば、4台のフードを

壁一面に配置したことにより、制御BOXが1つで済んだ事です。

大抵は1台のフードに1つの制御BOXが配備されますが、そうなると

多少予算がかさんでしまうのは想像できますよね。

室内循環型は、外気を取り込んだことによるエアコン負荷が無いと言え

ますし、外部に調理臭が出てしまう危険性も皆無です。

中庭やテラス等があり、屋外のスペースにも気を配らないといけない

場合には室内循環型がうってつけです。

これで、設置の方法が3タイプ確立されました。

天井から吊るタイプ、壁掛けタイプ、据置タイプです。

設置環境に合わせて選択して頂けます。

【赤坂プリンス クラシックハウス】

住所:東京都千代田区紀尾井町1-2 東京ガーデンテラス内

アクセス

・東京メトロ2駅
「永田町」「赤坂見附」

・5路線
「地下鉄南北線」「半蔵門線」「有楽町線」「銀座線」「丸の内線」

が利用可能です。

2016年夏ごろ開業予定です。

一般宴会及び婚礼のご予約方法は、既にwebサイトにて受け付けて

おります。

是非ご覧ください。

赤坂プリンス クラシックハウス ホームページはこちらです。

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◆2) 溶岩焼グリルのデモ機について

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以下は【クリエ通信】2014年1月号の記事を貼り付けたものです。

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年末にこんなお問合せを頂きました。

「クリエさんの溶岩焼グリルの購入を検討しておりますが、

どこかで実物を見られる場所はありますか? また、自分でも一度

溶岩で焼いて試してみたいのですが、デモ機はありますか?」

と言った内容のお問合せでした。

大変申し訳ございませんが、溶岩焼グリルのデモ機のご用意は

できないんです・・・。

と申しますのも、

・重量物の為送料が高くなる

・デモ機に使用した商品は再販できない。

・既存グリルの取り外しなどが必要になる場合がある。

・厨房設備屋さんが購入→店舗設置の事例が多いため、納入店舗を

ご紹介することができない。

と言った諸事情がございます。

なんとかお問合せ下さった方のお力になりたかったのですが、

力不足でお役に立つことができませんでした。

半分あきらめていたのですが、何点か案が浮かびました。

・有料で体験していただく。

・どなたかのお店に、体験コース(お料理代込で)をご用意して

いただく。

他にも何か良い案がございましたら是非是非ご一報下さい。

もちろん、「体験コースをご用意できます」とのご連絡でしたら

もっとうれしいです。

溶岩焼は、とっても良い「焼」を提供できます。

自信はあるのですが、なかなか表現が難しいです。

販売者側が「表現が難しい」なんて言うのはマズイと思うのですが、

「なら体験してもらえばいい」と思ったわけです。

「炭」ほど一般家庭に浸透していないのでなかなか体験できない

ことだと思います。

素材・食材の質の良いものでしたらなおさら大事に焼きあげたいと

思うのも解りますし、「焼」のテクニック一つで100倍美味しく

なるような気がします。

しかも炭より後片付けが楽ですし、溶岩の減りも少ないので

コスト面でも期待できます。

是非いちど試して頂けたらな~と、考えてみた結果のお話でした。

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ここまです。

この記事を配信して2年が過ぎましたが、最近また徐々に

「デモ機ありませんか」「溶岩焼グリル本体を見てみたいのですが」

とのお問い合わせが増えてきましたので再送信させて頂きました。

ご理解のほど宜しくお願い致します。

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◆3)編集後記

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おもしろい服、見つけました。

一着20,000円から40,000円くらいのバリエーションがあります。

「文字通り”クールな服”だ」と、今月号の「戦略経営者」で

紹介されていました。

その服の名は「空調服」。

株式会社空調服様ホームページはこちら。

海外のネット掲示板や、通信社、新聞などで大きく取り上げられ

既に話題を呼んでいるようです。

どんな服かご紹介します。

腰の部分に取り付けた二つのファン(扇風機)で外気を身体の表面

に流し込んで首と袖から放出(最大毎秒20リットル)。

汗を気化させることによって身体を冷却するというもの。

見た目には普通の作業着。

着てFANを回すと送風されるため服が膨らんだ感じになりますが

ダウンジャケット程度のボリューム感でしょうか。

平成16年6月には販売を開始していたようですが、私はついさっき

知りました。記事には写真入りで「ゼネコン大手・大林組も採用」

と書かれてました。

なのでご存知の方も多いのでしょうね。

でも率直に「すごい」って思いました。

「服と扇風機を合体させる発想は日本人にしかできない」とも

書かれていて、同感です。

自分の発明じゃないのになぜかほんのちょっと優越感も(笑)

さて、静岡県も梅雨入りしました。

2016年の夏の気温は昨年並みか高いとの予報です。

この「空調服」をうまく活用できればどんな仕事でも効率良く

すすみそうな気がしてます。

しばらくは通りがかりの外でお仕事している方の作業服に目が

いきそうです。

もしも換気・給気・排気・消臭・すす取り等のお悩み、疑問など

ございましたら是非CLIEにお声を掛けていただけたら・・

と思います。

そんな時にお役に立てる・・それがCLIEの活力になります。

それでは最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

次回もどうぞよろしくお願いいたします。