「薪を燃やす」ことは環境にやさしい?

冬になると北京のスモッグがかかった空がニュースで映し出され、日本でも大きな話題となりますが、その原因の一つが石炭で暖を取るためだと言われています。
一方、薪を燃やすことは環境に影響はないのでしょうか?薪は燃焼の際に二酸化炭素を出しますが、そもそも「木」は光合成により二酸化炭素を吸収し酸素を排出しているので、二酸化炭素の循環がされているのです。もともと地中にあったものを掘り起こして二酸化炭素を発生させている石油系燃料に比べるとはるかに環境にやさしいのです。今後、さらに見直されつつある燃料であると言えます。

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ココが違う!「強制排気筒」

薪ストーブや暖炉の特集など雑誌やネット、テレビなどで見ることも増えたとはいえ、煙突がついている新築のお宅をチラホラ見かけますが、実際に薪ストーブや暖炉があるお家というのは少ないように感じます。
なぜでしょうか?それは、「コストが高い?」「掃除が面倒?」「屋根上まで伸びる長い煙突を設置しなければならない?」「壁を開口して横引きしたいけど、排煙がうまくいくの?」等々。想像では見えてこない問題点が多いからではないでしょうか?
クリエの「強制排気筒」は、これらのいくつかの問題を解決できるかもしれません。

「強制排気筒」の主な特徴を挙げてみます。

電気式ファンの力で排煙 ファンでドラフトと同様の効果を作り出しますので、

  • 横引き・壁抜きに神経質になる必要はありません。
  • 煙の逆流を抑えられます。
  • ドラフトさせるための真っ直ぐの長い煙突は要りません。
  • 価格の高い断熱二重煙突は必要ありません。
排気ファン部洗浄用給水口付
  • 清掃が簡単になります。
  • 薪ストーブの不完全燃焼を回避させます。

また、栽培用ハウスや、製材所等の半屋外の加工スペースの暖をとる手段として活用されている薪ストーブにも活用できると推測しております。

 設置例

最も単純な設置例は次のようになります。
ファンでドラフトと同様の効果を作り出しますので、煙突を横引きに対して縦に長く伸ばす必要はありませんし、ストーブからすぐに横引きしても構いません。
ただし、

  • 近隣に住宅がある場合などには、煙突は軒上に出す必要があります。
  • 排気ファン部より下部分は、高温になりますので人が触れられない場所もしくは断熱材を巻く必要があります。

薪ストーブ・ピザ窯の他に、鍛造所・鋳造所、工場や工房、アトリエ、製材所、倉庫のような半屋外加工スペースや飼育舎、市場やアーケード等幅広く応用していただけます。

※送風機洗浄用の給水口に15Aニップルが取り付けてあります。園芸用カチット等を接続して、週に1回3分程洗浄してください。
※火元から煙突トップまでのダクト掃除は、1回以上/シーズン行ってください。
※洗浄水が室内に逆流しないために、横引き煙突に傾斜を付けるか、設置例のように曲げて室内側より強制排気筒への配管を一段下げる必要があります。

薪ストーブ用強制排気筒のご購入・施工について

※施工の際には、火災予防条例順守をお願いします。また、所轄の消防署にご相談されることをおすすめします。
なお、ご自分で施工できない場合は、必ずストーブ店・工務店様等にご依頼ください。
※送風機(排気ファン)は電気制御部品ですので故障することがあります。初期購入時に交換用として購入しておくことをお勧めします。
※万が一、停電や送風機(ファン)の故障で送風機が停止した場合は、排気ができず室内に煙が戻ってくることが想定できます。その場合には、ストーブ内の燃料(薪)を全て消壺に入れて緊急消火願います。
※送風機及び洗浄ノズル、オイルフィルター等の交換メンテは、オーナー様または現地業者様でのご対応をお願いします。

薪ストーブ用「強制排気筒」のさらに詳しい説明は、こちらからご覧ください。


※製品の仕様等は予告なく変更になる場合がございます。最新情報は、HPをご覧ください。
※ピザ窯仕様もございます。